(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(2005年7月オランダ帰り)
2001年初頭、雪も降る日もありましたが、
坂を滑り台のようになりながらスポーツクラブにも通い、
ボクシングをはじめて半年が過ぎようとしていました。
毎日やっていた腹筋と懸垂、
最初に決意したとおりにできるようになってきました。
とはいえ懸垂は10回が限界でしたけれど。
驚いていたのは会長です
「できるようになるもんやのー」と
なにしろ最初ぶら下がることすらできなかった私ですから。
多少はヤル気を認めてくれたかもしれません。
最低限の腕力がついて、
3ラウンドのスパーリングでも10オンスのグローブをつけて
ガードをあげ続けることができるようになりました。
これは男性だったら、普通の女性からしても、当たり前かもしれませんけれど。
私にとっては感動的な現象でした。
私の腕の筋肉は、ボクシングを始める前は、
どんなに腕にちからこぶを作ろうとしても、
直径3センチもない”筋(すじ)”しかなく、
骨よりも筋肉のほうが細かったのです。
それがちからこぶらしいものができるようになりました。
今でも格闘家の皆さんにくらべれば
細くて細くて線みたいですけど、
普通の女性よりは筋肉はあると思います。
筋肉というのは、30歳すぎても発達させることができるんですね。
不必要に筋肉をつけるのは良くないと思いますけど、
最低限の筋肉はないと日常生活すら困難ですからね。
買い物の荷物を持つのも楽になって、とても嬉しかったです。
腕の形もよくなって、袖のない服やTシャツが似合うようになりましたし。。
そんなほのぼのとした目的なら良かったのですが、
まともにスパーリングできるようになったら、さらなる困難が待っていました。