2006-10-05

 

テレビで見た格闘技の記憶は、昭和のプロレス。
そして沢村忠のキックボクシング中継。

 

まだ幼かった私は、毎週キックボクシングをやっているという
不自然さには気づきませんでした。

 

そして、はっきりと記憶に残っているのは、ボクシングの具志堅用高選手。
あの強さは衝撃的でした、子供心にもこのひとはすごいチャンピオンだと思いましたね。

 

鬼気迫る表情で相手をノックアウトして、でも、インタビューではお茶目なイメージ。
このギャップも印象に残りました、
すごく強い人でも、怖い人ではないんだなぁと。

 

その後中学生になって父が亡くなってしまって、
高校は芸術の道に進んで、
格闘技とは一切縁のない数年間が続きました。

 

体育は嫌いなままで、
運動会の競技に出たくないばかりに、応援部に入り、チアガールをやっていました。

 

自分は人前で踊ったりするのは好きだったみたいです。
ただ、高校野球のチアガールをしたときは、炎天下でかなりキツイものがありましたけど。

 

大学は実家を離れて横浜に、
親とケンカをしてしまったので、
自分で学費を払わなければならない貧乏学生となりました。

 

長時間働く体力のない私は、短時間で済むアルバイトを探さなければいけませんでした。
そうして、渋谷などの駅前の、ティッシュ配りの派遣バイトを始めたのです。