断食ダイエット

断食ダイエット

2006-10-08


(オーディション写真をとりまくっていた)

 

運動を一切したことがなく、
動くのが大嫌いな私ができるダイエットといえば、
食事の量を増やす以外にありませんでした。

 

とにかく早く体重を落としたい、
そのために、私は無謀な挑戦をすることにしたのです。
それは”断食ダイエット”

 

1週間に1食だけのダイエットでした。
毎週水曜日の夜だけ好きなものを食べる、
それ以外は食べ物は一切口にしないというもの。

 

ただしお酒は好きなだけのんでいいという勝手なルール。
空腹はタバコで紛らわしていました。

 

これは誰に指導されるでもなく、自分で勝手に決めました。

 

モデルの所属事務所というのは今の時代はわかりませんが、
事務所が面倒をみてくれるということはないのです。

 

美貌の維持に必要なのは全て自腹、もちろん整形なども。
事務所に整形しろと命令されることはあっても、
お金を出してくれるということはないのです。
(売れっ子は知りませんよ)

 

さて、
1週間に1食です、
想像に難くないでしょうが、
悲惨きわまりない毎日でした。

 

つらいのはテレビです、
美味しそうなコマーシャルや、タレントが番組で食べているところを見ると、
殺意にちかいものがわいてきました。

 

モデルやコンパニオン仲間の子には最初かなり感心され、
少しだけ真似る友達もいましたが、
やがてだれもやりたがろうと思わなくなったようです。

 

私は最後のほう、かなり危険な精神状態だったと思いますが、
3ヶ月間、それをやりぬきました。
結果、痩せたかというと。

 

たった3キロしか痩せてないんです。
1ヶ月に1食で、3ヶ月続けて3キロですよ。
気が狂って泣きそうになりました。

 

でも、今思えばカンタンな理由なのです。
代謝が少なくて消費カロリーが少ないのに、お
酒(ラム酒など)を1日に1瓶も飲んでいたんですから。

 

その翌月、減量とは関係なく私はインドに行きました。
断食はばからしくなったので、
もう好きに食べるようにして。
インドの食事は私にはあっていたので、
毎日おなかいっぱい食べていました。

 

1ヶ月各地を放浪し、帰ってきたときの私の体重は43キロでした。
出発したときの体重が54キロでしたので、
11キロも減量できたのです。

 

なぜそんなことになったのかというのはまた別で書きますが、
とにかく私は事務所のいう体重をクリアし、
レースクイーンにエントリーすることが出来たのでした。