失敗は成功の母

失敗は成功の母

2007-03-01


(こんなになったらもう死ぬだけでぇす:2004年12月)

 

スパーリングでは相手の子は加減してくれているのでほとんどガードするだけ。

 

私はむなしくその上からポコポコパンチを当てるだけの状態がずっと続いていました。

 

私がフェイントを入れることを意識しても、
相手はそのまま亀になっているだけ。
ただ見ているだけ。

 

ですがあるとき、ふっとガードがあいたのです。
それは、私がパンチを当てようとして
(あっ、やっぱりやめた)
と手をひっこめたとき。
失敗パンチのときです。

 

ボクシングのパンチは基本的に右左右左と交互に出していくわけですが、
やめたっ

 

と思った後にそのまま流れで反対のパンチが出てしまったとき。
はじめて相手の顔にクリーンヒットしました。

 

まぁ当たり前でカンタンなことなのですが、そのときはじめて気がつきました。

 

失敗パンチというのは、当てる寸前までは私は本気で当てるつもりだったわけですから、私の動きをただよく見ているだけの相手は冷静にそれをみて対処しようとするわけです。

 

でもパンチをひっこめる、相手はスカをくらう。

 

そしてそれにとらわれてるほんのコンマ数秒の間に
思ってもみない方向からのパンチをくらうわけです。

 

これはまさにフェイントです。

 

ただ問題は、私が意識すると絶対にできないということなのですが。。

 

今でもやろうと思う攻撃はかからないのに、
思ってもみないことがガツンときまってしまうんですよね、、

 

腕十字いこうとして膝蹴りとかさ。。
柔術では思い切り反則。。

 

膝蹴りありでキックルールでスパーリングしても絶対に当たらないのにさぁ。。。