2007-02-23


(ワイのホームオフィス:2013年6月)

 

話を少し前に戻します。

 

私は在宅の仕事をしていたので、子供はずっと家で見ていました。
これを人はラッキーといいますが、そうでもなかったのです。

 

私も甘く考えていました。

 

出産前は会社づとめだったのですが、まだインターネットが従量制だった頃も、会社のコンピューターをオンラインで操作することが可能になったため、オフィスの机もコンピューターも全て家に運んでもらい、家で仕事をするようになったわけです。

 

しかし、会社勤務の頃はどれだけ残業をしようと、家に帰れば、または休みの日は自由だったにもかかわらず、在宅にしたら、ほぼ24時間勤務なのです。

 

会社は年中無休で深夜・早朝営業、24時間営業ではないのですが、コンピュータートラブルは終業後から始業までの間に修復しなければ会社が営業できません。

 

これは私ひとりには大変重圧でもありました。

 

会社にはかなり優遇してもらったとは思っています。

 

しかしコンピューターの技術の発展はあまりにも早く、私はほとんど1日中をずっとパソコンの前ですごし、勉強と仕事に明け暮れていました。

 

まだ赤ちゃんだった子供は、成長し、歩くようになり、コンピューターや書類にいたずらをするようになってとても手がかかりました。

 

とはいえ子供を檻に入れておくのはあまりにもかわいそうだったので、私が檻に入って仕事をしていました。
そんな生活は、子供の発育に非常に問題がありました。