(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(総合用のグローブを使うのは、ずっと後の話)
「こりゃええグローブやの!」
ジムに持っていくと、会長もかなり気に入ったようです。
そのグローブは10オンス、もちろん本皮製。
ただ、タイのグローブのように皮は硬くなく滑らかだけど丈夫、
中のウレタンは厚みがあり強靭、衝撃は手には伝わらず、でもやわらかいのです。
スパーリングは通常、安全面を考慮して、
重くウレタンの厚い16オンスを使用するのですが、私の細腕には重すぎました。
「これやったらこれをスパーリングにつかってもええぞ」と会長は言いました。
日本で売られているメーカーで一番いいのがウイニングのグローブ
3万円以上しました。
なので普通はタイのウイニングなどの6800円くらいのものを使っています。
「しかし見たことのないメーカーだのう、、」
たぶんオランダとスウェーデンにしかないメーカーだと思います。
そのグローブと一緒に、私はずっとやってきました。
今でも全く痛んでいません、
たまにムエタイの練習に使い、
ミンクオイルで時々お手入れしています。
鼻血や顔のカットキズを吸って、紐は茶色にくすんでますが。
このグローブをきっかけに私がブラジリアン柔術に足を踏み入れるとは、
まだまだずっと後のこと、当時は思いつきもしませんでした。