スーパープロ

スーパープロ

2007-02-21


(総合用のグローブを使うのは、ずっと後の話)

 

「こりゃええグローブやの!」
ジムに持っていくと、会長もかなり気に入ったようです。

 

そのグローブは10オンス、もちろん本皮製。

 

ただ、タイのグローブのように皮は硬くなく滑らかだけど丈夫、
中のウレタンは厚みがあり強靭、衝撃は手には伝わらず、でもやわらかいのです。

 

スパーリングは通常、安全面を考慮して、
重くウレタンの厚い16オンスを使用するのですが、私の細腕には重すぎました。

 

「これやったらこれをスパーリングにつかってもええぞ」と会長は言いました。

 

日本で売られているメーカーで一番いいのがウイニングのグローブ
3万円以上しました。

 

なので普通はタイのウイニングなどの6800円くらいのものを使っています。

 

「しかし見たことのないメーカーだのう、、」
たぶんオランダとスウェーデンにしかないメーカーだと思います。

 

そのグローブと一緒に、私はずっとやってきました。

 

今でも全く痛んでいません、
たまにムエタイの練習に使い、
ミンクオイルで時々お手入れしています。

 

鼻血や顔のカットキズを吸って、紐は茶色にくすんでますが。

 

このグローブをきっかけに私がブラジリアン柔術に足を踏み入れるとは、
まだまだずっと後のこと、当時は思いつきもしませんでした。