(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(断捨離したけどね・・・)
会長は
「グローブなんて買わなくてええ、それよりも先にいいナワトビを買え」
と言っていました。
だから最初に買ったのはボクシング専用の皮のナワトビでしたが、
私はグローブを持っていました。
そのグローブは、友達の選手がくれたものです。
正確には息子がもらったものですけれど。。
それは2001年の夏のことでした。
オランダ人の友達が試合をするために名古屋に来ていました。
ジムの人たちが対戦相手のビデオを見たいということだったので、私は録画していたビデオを探し、ビデオデッキをもって彼らに会いに行きました。
・・・なんだかいつの間にか私は日本の情報収集担当みたいな役割になっていました。
用事はかなり時間がかかるので、息子を置いていくわけにもいきません、一緒に連れて行きました。
テレビで見る大きな選手たちに、同時5歳だった息子はおおはしゃぎです。
(黒人選手などは結構コワモテなので泣くかと思ったのですが全く心配ありませんでした。)
いっぱい遊んでもらって、帰る時間になると、子供が帰りたくないと泣き出したのです。
するとその選手のセコンドのDニス(身長約2メートルのオランダ人)が、
「ぼうやこのグローブをあげるから強くなるんだよ」
そういって渡してくれた10オンスの赤いグローブ。
それはLイド選手の練習のためにオーダーメイドされた高級品でした。