2007-02-19


(そんな私も人様の指導するまでになるわけで:2007年10月)

 

「だいたい100ラウンドスパーリングしたら、
 ボクシングというものがちったぁわかるようになるからな」
と、会長は言っていました。

 

ボクシングのスパーリングは柔術のように1日何回もできるものではありません。

 

ヘッドギアをつけるとはいえ、頭を殴られればかなり揺れるので
微小な脳内出血は避けられません。

 

だからせいぜい週2回程度でないと危ないのです、
特にガードもろくにできない弱いころは。。

 

でも私には試合まで時間がありませんでした。

 

そしてジムにはいつもスパーリング相手がいるわけでもないので
居たときには必ずやるべきでした。

 

ボクシングをはじめて数ヶ月経つ頃には、
会長もスパーリングをしろという指示もしなくなったので
私は自分の意志でスパーリングをやることを決めなければいけませんでした。

 

「スパーリングお願いします。。」
そうそれは毎回、愛の告白のようにドキドキしました。

 

「いえ、今日は体調悪いんでちょっと・・・」といわれればホッ。。でもガッカリ。。

 

「あ、ぜひお願いします」といわれれば嬉しい反面怖いのなんの。