2007-02-10


(ジャブだけでも倒せるお:2006年6月)

 

私はといえば日々ジャブ漬けの毎日。

 

コンビネーションを練習するほかのジム生の子を横目にジャブジャブです。
ワンツーもミットも、一応やりますが、基本はジャブだけ。

 

最初の3ヶ月は本当にただジャブだけでした。

 

私は左利き、サウスポー、聞こえはいいけれど、ただのぶきっちょなぎっちょです。
ジャブは利き腕の反対を使いますので、私は右手を鍛えます。

 

子供の頃からの友人いわく、「鉛筆より重いものを持ったことのない」私。
中高生時代もカバンを持つのが重くて、全部学校に置いてほぼ手ぶらで通っていたものです。

 

子供が生まれてからは、毎日葦を飛び越えて成長する忍者のように、多少は力がついてきたかもしれません。

 

ですが3分間、右手を振り上げていると、上腕も肩もパンパンになり、上がらなくなってきます。

 

「力を入れるな、腰で打て、打ち抜いたところで握力で握るんだ!」
「ガードを下げるな!まっすぐ戻せ!!」

 

最初はなんのことだかさっぱり意味がわかりませんでした。

 

でもさすがに、3ヶ月、ほぼ毎日ジャブの練習をしていると、なんとなく鏡にうつる姿もさまになってきたような気がしました。