(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(インドにて)
私は入門2日目にスパーリングをさせられましたが、
他の入門者もみんなそうでした。
これがこのジムの洗礼?のようなものなのでしょうか。
私は会長が相手をしてくれましたが、
威勢のよさそうな若い男の子の相手は、ジム生がうけて立っていました。
基本は同じ。
初心者は何をやってもよくて、ジム生はジャブだけ。
といっても当てることはなく、相手のパンチをさばくためだけに片手をつかっていました。
ものすごい勢いでケンカのように突進していく子も多かったです。
でも、30秒ほども過ぎると攻撃が大人しくなり、
1分半にもなるともう息も絶え絶えで、
はた目から見ていてもどうして動かないんだろうというくらい、
手も上がらず、足もうごかなくなっているのです。
私と同じ。。
私はもちろん、運動したことすらないから、そうなんだと思っていましたけど。
健康そうな、ケンカ慣れしてそうな、若い子でさえも、
1分半すぎればへろへろになってしまうもんなのだなぁ。。と驚きました。
そして受けて立つほうの側は、息一つ切れていないのです。
軽やかなフットワークで、すこし笑みもうかべながら、
初心者の相手を気遣う余裕しゃくしゃくでした。。