(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(私の試合はガチンコである、ガチで)
小さくて地味なジムではありましたが、ぼつぼつと見学者が来ていました。
特に多かったのが木曜日。
「なんで木曜日に見学が多いかわかるか」
会長が私に言いました。
「さぁ、何でですか?」
「水曜の夜にガチンコってやっとるんや、お前さん見たことにゃーか?それ見て来るんだわ」
私はそのときはじめて知りましたが、例のボクシング挑戦番組企画です。
どう見てもヤラセっぽいのですが、ドラマ的に面白かったです。
会長は・・・やらせと思わず信じていたようで、かわいらしかったです。
いまどきといった感じの?テレビの演出と思うような、そりこみの入った目つきの怖い中高校生とおぼしき男の子たちは、実際にいたんですね。
彼らが遠慮がちに覗きに来るのです、やっぱり子供らしくてかわいい。
男の子にとって、ボクシングというのは、やっぱり憧れるものなんだなぁと。
その中で体験をしていくのはほんの少し。
そして実際に入門するのは・・