(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(この方とスパーリングしたわけではないですよ)
覚えたてのジャブをおそるおそる放つ。
スカ
利き腕の左も出す
スカ
前に出る
回られる
・・・
会長はアゴに左手をあて、右手はだらんとたらして直立してるだけ。
上体をうごかしたり、少し横にずれたりするだけ。
なのに私のパンチはあたらない。
当たるすれすれまでいってるのに絶対に当たらない。
追いかけても追いかけても全部スカ!
長い時間、どんどん苦しくなる、限界なくらい息が苦しい。
(おかしいなー3分まだ経ってないのかな・・タイマー止まってるのかな?)
と見てみると
まだ半分
90秒しか経ってない。。。
もうぜんぜん手も上がらない。
足も動かない。
体力がないにもホドがある。
「ほら、どうした!」会長は楽しそうにあおる。
意識が遠のきそうなくらい長い時間、ようやくゴング。
ああ終わった、、やっぱりスパーリングなんて無理。
一息ついたらすぐにまたブザーが鳴る。
休んでいる1分の短いこと。
「よっしゃ、もう1ラウンド来い」
えええええ