(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(バンテージは慣れ)
買ったマウスピースとバンテージ
Tシャツとショートパンツとタオルと飲み物。
それだけをもって午後6時にジムに行きました。
Kさんは美容師で、どうしてもその時間は無理だったそうで、私ひとりで。
3人のジム生が来ていました。
昨日とは違う若い男の子と、中年の男性と、初老の男性。
最初に会長がお湯をわかしてマウスピースを整形してくれました、
さすがに手馴れていました。
「しっかり噛んでことが重要なんや、ひとりでシャドウするときもずっと噛んでアゴを引く癖をつけなあかん」
ああそういうもんなんだなぁ。
そしてバンテージも巻いてくれました。
「最初の10日間くらい巻いてやるけどな、そのうち覚えるで」
手際よく巻いてくれるのですが、ちっとも覚えられそうにありません。
「練習もずっと最初から最後までバンテージは巻くんだ、巻く練習にもなるし、握る癖もつく、手首もしっかりするから」
へー、、
グローブをつけなくてもバンテージを巻いて練習してるのをテレビなんかで見るけれど、そういう意味もあったのね。
バンテージはかっこいいなぁ、会長はパンテージって言うけれど。
きれいに巻いてもらった自分の手を見てうっとりしたものでした。