2007-01-13


(今でもこの動きだけは忘れないよ)

 

最初に立ち方と構え方を教えてもらいました。

 

ジムには大きな鏡、貧乏なジムらしいですが、
壁の大きな鏡だけは最高のものを奮発したそうです。

 

安い鏡はゆがみがあるそうです。

 

「鏡が一番大事やからな、鏡だけあれば練習できる」
その鏡の前で、今度はジャブの打ち方。

 

私はサウスポーなので、利き手じゃないほうの右手で打ちます。
まっすぐ出して、伸ばしきったところでぎゅっと握って、すぐに引く。

 

手打ちにならないように、腰で打つ。

 

???

 

わかるのは、どうみても、横でシャドウをやってる男の子に比べ
自分のカッコ悪さよ。

 

変だというのだけはわかりました、
でも何が変なのか、どうしたらかっこよく打てるのか、まったく見当もつきません。

 

「お前!どんくさいなー!!」
はいどんくさいです。
子供の頃から言われなれてるので動じません。

 

それから、毎日、3ヶ月間はジャブだけ。
何の疑問も欲も持たずに、それだけをやっていました。

 

だって他のパンチを習う余裕なんてないんですもの。
出来なすぎて。