(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(ボクシングジムの写真は一切ないので、イメージ用にオランダでの写真を貼っておきますね、、)
Kさんと二人、ボクシングジムに行ってみることにしました。
私の家から車で10分程度の近さです。
ジムは、トタンだけでできた高床式の、いかにも古いつくりのものでした。
今にもハズレそうなドアを開けると、
いきなり初老の男性にどなられたのです。
「遅ぇわ!」
7時を少し過ぎていましたが、予約していたわけでもないのに。
「今頃来たってもう終わってまうわ!なんだお前ら?大学生か?」
この方が”会長”という方でした。
私は30歳、Kさんは私より1つ上です、お世辞というにはあまりにも行きすぎ。
(大丈夫かしらこの人。。)
不安が先にたちました。
ジム内のベンチでは、いかにもボクサーといった風の
若くてかっこいい青年がバンテージを巻いていました。
この人がいなければ、私達はその場で帰っていたと思います。
だってとても親切に指導してもらえそうな雰囲気ではなかったんですもの。
「女でボクシングって、何だ?何が目的だ?」
あからさまに歓迎されていないのがわかりました。
「痩せたいな。。と思って」とKさん
「私は、体が丈夫になれば・・・」
「ふん」と鼻で笑う会長。
あーもうここではダメだな、断られるんだろうな、と思ったところ。
「じゃあ明日からちょうど9月だし、
入会金は×千円、月謝は女やで×千円でええわ、
何回来てもええでな」
と
「そのかわし、もっと早よう来いや、8時に終わってまうでよ」
不安な気持ちはいっぱいでしたが、
とりあえず翌日から、通ってみることにしました。
2000年8月31日のことでした。。