(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(オランダチームからもらったこのグローブを、私が使うことに)
息子が空手の練習を受けている間、私は他のお母さん方と一緒に見学席に座って、たわいもない話をしたりしていたひとりに過ぎませんでした。
子供に空手を習わせているくらいなので、父兄の皆さんは格闘技は割りと好きなものです。
その中でも、息子が仲良くしてる保育園の同級生のお母さん(Kさん)とは良く話しました。
「見てるとやりたくなっちゃうよねー」と
それは、ただの好奇心でした。
運動すれば多少は体が丈夫になるかもしれない、ゆるんだ体型が少しは引き締まるかもしれない、ただそれだけ。
二人で、思い切って始めてみようかと、道場の先生に聞いたところ、残念ながら女性会員は募集していないとのことでした。
私は即座にあきらめましたが、友達のKさんが言いました。
「そういえば、この近くにボクシングジムがあるの知ってる?」
「ボクシング!?」
それは空手教室のような気軽さとは違う、独特な雰囲気の言葉でした。