アイデンティティ

アイデンティティ

2007-01-08


(めっちゃ遊んでもらう)

 

それからそのジムの人たちの魅力にとりつかれ、
ずっと一緒に行動することになっていきました。

 

それまで、周囲から表面を傍観しているだけの気楽なファンの立場から、選手や周りのスタッフの人たちの人間的側面や内側を見るにつけ、どうしようもなくやるせない現実に直面することがあまりにも多すぎました。

 

努力しても実力がある選手でも、報われないことがある不公平で理不尽なプロの現実。。

 

本当にオランダの人たちは私や私の家族に良くしてくださって、それなのに私はあまりにもちっぽけで、みじめで、私には何一つ恩返しができないもどかしさ。

 

貧弱で病弱な体と根性なしで小心者で何も努力していない私、心も体も強くてタフで、どんなに打たれてもつらくても目標のためにくじけないで頑張ってる選手達。

 

一緒にいればいるほど劣等感にさいなまれるばかりでした。
そんな中、考えてもみなかった事態も生じてきたのです。

 

私の妙なうわさがたってるのでした。
面白いけど
有名な選手から聞いた話、みたいなのから掲示板の書き込みまで

 

人のうわさというのは、してるひとたちが、できるだけセンセーションになるように情報を付加して伝えるものなんだなぁと実感しました。

 

「そんな事実は全くないよ」
面と向かって言われたときは自信をもってそういえましたけどね。

 

写真もごく普通に服着て庭園とかで撮ったショットですから、人にも平気で見せられますよ。

 

ただ、どうやら掲載された雑誌というのが、けっこうな男性誌だったらしく、それで誤解されたみたいですね・・・。(だから見せてもらえなかったのかな)

 

だけど、常識的に考えて、私のような地味な一般人と、外国人チームが一緒にいることはかなり不自然ならしく
「なんで一緒にいてもらえるわけ?あなたは何なの?」といわれたりもしました。
そうね、、、そういわれてみれば、、と考えさせられました。

 

私は何やってる人?