(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



日本で唯一の女子アマチュアボクシングの大会、
開催地は兵庫県。
でも当時、格闘技の試合を見に行くために
北海道から九州まで飛んでいた私にとって、
それほど遠い場所でもありませんでした。
関西には格闘技観戦仲間の友達もいたのでその子も誘い、
家族で話のタネにでもと思い行くことにしたのです。
本当に軽い気持ちで。
会場は高校の体育館、それでも立派なリングがありました。
いつも大掛かりなプロの興行ばかりを見ていた私にとって、
アマチュアの雰囲気すらはじめてでした。
なんというのでしょうか、そのときの気持ち。
レベルとかはわかりません、ただ、興行として、見て、
非常に面白いというか、興奮するというか。。
いてもたっても居られなくなったのです。
まるでその瞬間に魔法にでもかかったみたい。
心臓は高鳴って、血圧もあがって、体がうずうずして、冷や汗をかいて。
電波がかっていて恥ずかしいのですが、
そのときの感覚は今でもはっきりと思い起こせます。
直感したのです。
はっきりとその姿が見えたのです。
”私は来年、このリングに立ってる!!”