(珍しく花を愛でる)
格闘技を”見る”のは子供の頃から好きでした、父の影響です。
はじめて見に行ったのは3歳のとき、国際プロレスの金網デスマッチ。
ミゼットプ



(初めて撮った写真笑)
そのときは突然やってきました。
クラブのマネージャーTと約束する前に、名古屋でA選手の試合があったのです。
私は当然会場で生観戦することになっていました。
さて、私はネットで知り合った東京の友達を迎えるために
名古屋のある駅ちかくに出かけました。
友達と歩いていると、前方から知った選手が歩いてきました。
今も活躍していますが、当時は美形選手としてかなり女性人気あった方です。
友達は大喜びでその選手を呼び止めました、
英語はできなかったのですが、カメラを見せれば立ち止まってくれました。
私がシャッターを押してツーショットの写真をとってあげました。
その選手は、私に「お前はとらなくていいのか」というジェスチャーをしていましたが、
私は申し訳ないけれど興味がなくて、首をふって断りました。
ちょっと面白くなさそうな顔をしてました。
「そうかー普通に選手って歩いてるものだなぁ、以外と小さいなぁ」などと思いながら、
友達のホテルに到着し、ロビーの前で彼女のチェックインを待っていました。
そこへ、大きな笑い声とともに近づいてくる集団。
当然のはずなのに、実はちっとも予測してなかったんです。
A選手が目の前にくることを。
エクスキューズミーだけは言いましたが、その後はパニックであまり覚えていません。
腰をぬかすということを、生まれてはじめて経験しました。
その大きさ、貫禄、オーラというか、
私はそのときのことを今思い出しても寒気がします。
こんな人間が世の中に存在するのが驚愕でした。
今もその選手にたびたび会いますが、もうぜんぜん平気笑、慣れって怖いね。