9/21 格闘家と芸術家

9/21 格闘家と芸術家

2005-09-21

 

友達から個展の案内がきました

 

私は高校・予備校・大学が美術専攻だった関係上
芸術家の友達が多いです

 

だからちょくちょくこういった個展のDMがきます
美術教師・講師をやってる友達も多いのですが

 

創作活動以外とくに何もしていない
純粋な芸術家も多いです

 

はっきりいってバブル時代でもあるまいし
なんでそれで生計が成り立つのかわかりません・・・

 

日展などの画壇に属していたりするとそれなりに儲かるらしいのですが
自由な創作が阻害される(らしい)のでフリーでやってる人が大多数

 

画家がなぜ絵を描くのか?
彫刻家がなぜ彫刻を作るのか?

 

それは作らざるを得ないからです
本能が創作を求めているのです

 

皮肉にも芸術を勉強していた頃の私にはわかりませんでしたが
今ならわかります

 

私も格闘技をせざるを得ないからやってるのです
本能が求めてるのです

 

へたくそな画家がそれでも絵を描くように
弱い格闘家の私も、戦わずにはいられないのです

 

格闘技(マーシャル・アート)こそが、
芸術を挫折した私がやっと見つけた
アートの究極の形なのです

 

強い格闘家は本当に動きが美しいです。
スパーリングの動きとか見てると
本当に流れるような曲線の美を感じますねぇ

 

私も美しくなりたい・・・
私は自分を使って表現をしたいんです

 

まだデッサンもうまく出来ないから結果出せないけど・・・
仲間の”天才”卓郎ちゃんなんて、抽象画のような柔術をしますけど
ピカソは精密なデッサンがあってあの芸術を編み出しました

 

デッサンせずにいきなり抽象画を描くようなことは出来ないと思います
(つまり”色物”として私だって人前で戦うことはできるけど、そんなんは嫌だということです)

 

そんなわけで今日は久しぶりに道場いけるんで
デッサン(エビとか基本練習)がんばりますd(^~^)b

 

しかしやっぱりそれにしても不思議だ
格闘家は会社員の人とかも多いのに

 

なぜ芸術家は何もしてない人が多いのだ・・・??