


(2008年5月25日の写真)
日曜日に富山で行われた
CLUB DEEP富山大会で
私も練習させていただいたことがあるMIKUちゃんが
18秒でKO勝利という素晴らしい結果をおさめました
・・・が
相手の選手が顔に怪我をし
それを知ったMIKUちゃんはそれを心配して
試合後泣き出してしまったそうです
なんて優しい子なんでしょう!
そして代表の日記にも書いてありましたが
強いからこそ優しくなれるんですよね
弱ければ、相手にいたわりの心を持つ余裕などありません
必死ですから。。。
以下、格闘技と女性の顔についての私の意見です
異論・反論あるかもしれません、あくまでも一個人の考えとして
↓
まず、私の場合
打撃はありのほうが好きですし
もちろん顔をなぐられようと、怪我のことなんて考えていません
ですが打撃ありルールでやる機会がありません、今のところオランダにいかないと
ただ怪我をしたいともしてもいいとも思っているわけではありません
私の場合はもっとディフェンス技術を身につけなければ・・・と思っています。
相手に怪我させたいとも思っていません
でもまだまだ未熟なので加減がわかりません
だから上級者としかスパーリングはできませんし
試合はアマチュアボクシング以来、打撃ルールはやっておりません
幸い、顔は、歯が折れるとか軽くお岩さんになる程度で
大きな怪我はしたことがありません
(他の骨折などは数しれず^^;)
鼻血出しながらのスパーはちょっと引かれますが
もし、眼窩骨折や鼻が折れたりして、それで格闘技やめたくなるか
それはなってみないとわかりません。
周囲は反対するでしょうけどね、やりたいと思えばまたやると思います。。
それは男性でも同じではないでしょうか
女子格闘技への偏見の原点は
”女性の顔問題”から始まってると思います。
女は顔が命
男は違うの?
男は多少ブサイクでもいいけど、女はね~
女はなに??????顔?
・・・・・
私がボクシングを続けられなかったのも
「女の試合は怖くて見ていられない」と会長にサジを投げられたから
その後運命か、アメリカでプロになる話もありました
この、弱い、私が
なんで、アメリカの、プロにスカウトされたのか・・・
見た目です、顔が全て
まぁ売り出したい選手のかませにでも使おうと思ったんでしょうねぇ
ひどい話だ・・・
オランダのジムの男友達にも言われました
「グラップリングはいいけど打撃はだめだよ
もし、顔がつぶれたりしたら、もう友達じゃないよ」
彼は私の顔を心配しての発言でしょうが
・・・何、あなたは私の顔が好きなだけで中身はいらないわけ?
彼だけでなく、そういう人がいっぱいいて悲しくなりました
フリーファイト(何でもあり)や、キックで
「顔面だけなしね」というルールでスパーリングをしましたが
アウトボクサー出身でジャブで距離作るのが基本の私は
一体どうしていいかもわからずボッコボコにされました
(前蹴りもあるのですが、習いたてで私には遠すぎました)
ヘッドギアもあまり好きではありません
うっとうしいし、鼻があるやつなんて息苦しくて・・・
私が懸念しているのは
女性たちは今、男性が決めたルールで戦っているわけで
これからも男性が決めたルールにずっと従わなくてはならないのでしょうか・・・
「女はちょっとね~、男はいいけどね~」
・・・・格闘技はじめて何百回聞いたセリフでしょう・・・・
男性の優しさはわかるのです、でも、でも。。。。。