11/1 性善説・性悪説

11/1 性善説・性悪説

2005-11-01

 

・・・というものを中学だか高校だかで倫理で習うわけですが

 

彦左衛門校長のブログ
教育御意見板の記事
blog.livedoor.jp/kyoiku_hikozaemon

 

良心は教育で創るものです。生まれつき、あるものではありません。

と書かれていて

 

え?
だって子供で悪い子なんているはずないじゃん
私の見る子供たちは、たとえ親はどーしょーもなくても、皆いい子よ~

 

と、一瞬思ったのですが

 

考えてみれば・・・

 

私は『ねこぢる』という、今はもうお亡くなりになってる漫画家の作品が大好きなのですが
基本的にはかわいいねこの姉弟の漫画です

 

しかし、P○Aからは絶対
「こんな残虐なもの、子供に見せちゃダメダメ!!」
と怒られると思います

 

私はお構いなしに息子に読ませて息子も超お気に入りなのですが・・・

 

だってね、子供というのは、残虐なんです。
ねこぢるの作品はその姿をそのまま描いただけ

 

なにも知らない、けがれのない、純粋無垢な子供は
自分のやりたいことをやるだけなんで
それが善か悪かなんて区別つかないんですよね

 

だから
「お友達のものが欲しくても勝手にもってきちゃだめですよ」
「おなかがすいてもお友達を殺して食べたりしちゃだめですよ~」って
教育されないとわかんないんですよ
(まぁそんなストレートに教育するわけでもないですけど^~^;

 

 同種の動物を食べないのは本能かもしれませんし、危機的状況じゃない限りね)

 

そもそも善悪なんて、その人間が生きてる社会の倫理によって決定されるもので
殺人はたいていどこでも悪ですが
戦争で敵の大将を殺したら英雄ですからね

 

だから

 

「人を殴っちゃ悪ですよ」って教育されても
格闘技で対戦相手をノックアウトするのは悪ではないのです

 

参考:ボクシングの試合で人を殴るのは傷害罪では?

 

だからひとくくりに「格闘技?暴力じゃないの!」ってするのも違って
いい暴力(という言葉も変ですけど)も必要なときは必要

 

猿の群れだって、お行儀のなってないやつはボスに『お仕置き』されますから

 

ということで、やっぱり『良心は教育でつくるもの』なんですね(^ー^)校長