


A選手と一緒に東京に居たとき
さすがはイケメン選手
女の子がいっぱい寄ってきてました
(・・・今まではあまり体験したことがない^^;)
みんな格闘技が大好きな女の子たちです
私は片っ端から彼女たちに
「柔術やろう柔術!」と
営業?してきました。
「格闘技やってると、選手ともっと仲良くなれるよ~!」と
ところが
ほとんどの女の子から返ってくる返事はこれです
「やりたいんですけど私、運動神経ないんです」
もし、彼女たちが格闘技をやりたくて
あきらめてる原因が
”運動神経がない”ことだったのなら
ぜ~~~んぜん、モンダイアリマセーン!
マーイペンラーイ
ヘーンプロブレーン
ナオンプロブレ~マ!
だって、この私がやってるんですから!!
私の運動神経のなさは
それはそれはそれはそれは
ひどいもんでした。
ありえないくらい
小・中・高・大と
学生時代は
文句なくずばぬけて
全校トップクラスの鈍くささでした
足は遅いは、体力はないは
根性はないは、
とにかく何をやらせてもだめ
『スポーツテスト』で
どれだけ”測定不能””最低記録更新”したことか・・・
そんな私がなぜ格闘技なんて
ハードなスポーツをやれているか
それは唯一つ
好きだから
他のスポーツやれっていわれたら
こんなに続かなかったでしょう
ただ、私が初めてはじめた格闘技
ボクシングは
基礎体力や体の大きさや反射神経など
”力””才能””若さ”が必要とされ
どれだけトレーニングしても
私には限界がありました
(ボクシングが34歳定年っていうのも、そういう理由からでしょうね)
でも柔術はそうじゃぁないんです。
やったらやっただけ強くなる
だから、やりたいと思ったら
今すぐにはじめて下さい
早ければ早いほうがイイに越したことはありませんが
いつはじめても遅すぎることがないのも柔術です
あなたに運動神経があろうとなかろうと
年をとっていくのは同じです
だったら、やりたいことをやって
ジュウジツした年齢を重ねていきませんか?
私は現在5戦5敗です
(ボクシング含む、不戦勝含まず)
が、
A選手のセコンド、Dさんは私にこう言いました
「ゴール(目的)を、試合に勝つことに設定してはいけない
試合を楽しむことを目的にするんだ
どうすれば試合を楽しめるかを考えると
練習を楽しむことができる
君はただ単に、楽しむことだけに集中すればいいんだ
結果なんてものは、自然についてくるんだ
ぼくはAにいつもそう言ってきたから
だから彼は世界王者になれたんだよ
ぼくは一度も彼に世界王者になれなんて言ったことがない」
これは、名古屋BJJの早川代表や、福住さんが言ってることと同じです
「勝ち負けじゃない、楽しむことが大切
どんな結果だって、経験をつめば、次につながる
柔術には、終りがないんで・・・」
「練習は、できなくてもやってれば、
個人の才能によって上達の速度は違うだろうけど
だれでも何でも自然にできるようになるんだ
出来ないとあきらめて、やらなければ、一生できないことだけは間違いない」
私はボクシングをはじめて
それまでぶらさがることすら出来なかった
懸垂もできるようになりましたし
(でも昨日できなくなってた(><)アバラ治して再チャレンジよ!)
一回でひっかかってたなわとびも
ヒュンヒュンできるようになり
小学校で息子の参観日
親子ケン玉大会で
今まで一度たりともできなかったケン玉が
嘘みたいに一発でできて
子供たちのヒーロー(ヒロイン?)でした
「さすがおかあさん」って言われた時は嬉しかったなあ
・・・これはたぶん、ボクシングでヒザを使うことを体が覚えたからです
(今できるかどうかはわからない^^;)
そして昨晩
仲間との公園バーベキュー大会で
子供たちと一緒に遊具で遊んでいた時
『登り棒』をやってみました
学生時代までいちどもできたことがありませんでした
大学のとき、教育実習で子供たちに指導するために
練習したけどムリでした
(こんなんが教えてて、サギだよな~と思いました)
で、15年の時を経ての『登り棒』チャレンジ
私には自信がありました
柔術をやっているから、必ずできるはず、という
簡単に、できました
楽勝
なんでいままでできなかったか
不思議なくらい
たぶん、これも一度も出来たことのない
『逆上がり』も
私は今できるようになっているでしょう
楽しいことをやっていると
他のことも出来るようになるんですね(^ー^b
試合に勝つためだけだったら
どんなほうほうでもあるんですよ
ポイントとってあとは固まって逃げるとか・・・
でもそんなんじゃ楽しくないじゃないですか
私の仲間の先輩達は
ポイントでは負けたって
とにかく見てて面白い柔術なんです
ポイントのことなんて、ぜんぜん考えてない
「ポイントなんて何十点でもくれてやれ!
最後に一本決めればいいんだから」
先輩の一人はこうおっしゃてました。
でも何よりも、そういう試合は
やってる本人が心から楽しんでるんですよね~
だから面白い試合をする人は緊張しない・・・
(緊張してるって言ってる方も、実は「緊張してる~」っていうフリを楽しんでるっぽい)
そういえばA選手も全く緊張してませんでした
あんなに大舞台なのにネ~
柔術と、練習と、皆と一緒に居ることが楽しくて
楽しんでるうちに、
ちょっと上達は遅いけれども
確実にだんだん強くなっていっています
あなたも”運動神経ない”なんて言ってないで
こっちへおいでよ
楽しいよ!!
写真は昨日のバーベキューの宴のあと、、(笑)