12/5 When I'm Gone

 

エミネムの 『When I'm Gone』をよく聴いてます。
エミネムって男の子好きする曲だけど
なんとなく格闘技やってると、クルものありませんか？

 

入場曲に使ってる選手もすごく多いしね。
スラングが多くてわかりづらいんだけどサビの詩は
「俺が居なくなったあとは悲しんだりしないで笑って送り出してくれよ」みたいなそんな曲です
（ストーリーはお父さんが離婚？して出て行っちゃう子供の頃の記憶を歌ってるのか？）

 

話は飛躍しますが、私が死んだときは
お葬式は絶対にしてほしくないのです。

 

なんでかというと↓以下長文注意

 

私は一切既存の日本の寺院やお坊さんにお金を払いたくないのです
そんなお金があったら遺族の楽しみにでも使ってほしいです

 

こんな私も子供の頃までは、普通の日本の仏教徒でした。
同居の祖母（死んだ父の母）
（昔からボケてて私に雑草や腐ったものを大量に与えてくれて強靭な胃腸を鍛えてくれた恩人、まだ存命）が
当時としては普通の熱心な仏教徒だったので、毎晩仏壇を拝まされてたりしてました。

 

以前も書きましたが、月の命日にお坊さんがラッタッタ（スクーター）で袈裟をはためかせながら家に来て、お経を上げにきてました。

 

私がちょっと普通の小中学生と違ってたのは、毎日のお経も苦痛じゃなかったし
そのお坊さん（おっさん＝”決算”の発音）がお経を上げたあとにお茶菓子を食べながら
いろいろと仏教の法話を聞かせてくれるのが楽しみで、
ノートをとりながら毎回楽しみにきいていたところです。

 

とにかく、いろいろのことを学びました。
私は大変そのおっさんのことを尊敬していました。

 

バブルにさしかかって、いろいろと腐れ坊主の話なども耳にする風潮でしたが、
うちに来るおっさんは非常に人格者で、生活も質素で私の憧れとするところでした。

 

おっさんの息子さんも親のコネを利用することなく
仏教大学に入学後、永平寺で修行する予定だという話を聞いて（ものすごく大変なことらしい）
自分も仏教大学に入って出家したいなぁとまで思うようにもなりました。
（母親は私の進路を東大か京大しか認めないといっていたので
　大反対だったので、おっさんや祖母と親しくするのを嫌っていましたが）

 

中学の時、父が死にました
まーそのエピソードは重過ぎるのでまたいつか書きますけど
父の葬儀のとき、いつも質素な袈裟のおっさんが、
きらびやかな金ぴかの盛装で現れ、超カッコイイ葬儀を挙げてくれたのは正直
「かっこえーーーーーーー！ビバ禅宗！」って思ったものです。
（それも母親にむちゃくちゃ怒られた・・・）

 

私も死んだら、こんなふうに葬式挙げてほしいなぁなんて思ったものです。
よく、欧米人が悩んだりすると、教会に行って神父さんだか牧師さんだかに
悩み相談するシーンとか映画でありますよね～ざんげとか。

 

私にとっておっさんはそんな感じの位置の人だったんです。
自分から寺に行くことはなかったんですが（まだ14歳以下とかだったから）
とにかく毎月の法要が楽しみでした

 

・・・・が
・・・・・・・が

 

父の亡くなった・・・正確には覚えていませんが、おそらく半年くらい後だったかと思うのですが・・・

 

おっさんは謎の失踪をしてしまいました。
そしてそのさらに数ヵ月後、長良川の中州で
遺書とともに遺体が発見されました。

 

自殺しちゃったんです。
遺書の内容は詳しくは聞いてませんが
生きるのに疲れたとかそんなんだったようです。

 

坊主が自殺ですよ？自・殺！！
もう私はハァ？？？？？？？？？何だそれ？？？？でしたね。

 

一応悟り開いたんじゃないの？お坊さんってそうなんじゃないの？
出家しても生きる苦しみから逃れられないの？

 

出家ってナンだ？仏教ってなんだ？
仏陀は「生きること・老いること・病気になること・死ぬこと」の苦しみから逃れるために
仏教の悟りを得たと教えてくれたのはおっさんじゃないのか？
いや、仏陀は正しいはずだ、80歳まで生きて下痢で死んだんだ。

 

だけど所詮現代の現世日本仏教の一僧侶では仏陀ほどは悟りきれないんだ
もう信用しない！もう寺も坊さんも日本のなんて信用しないわぁ！！

 

・・・・というわけで、

 

私はどこの寺にもお坊さんにもお金を払って檀家にもなりたくないし
高いお金を払って意味もわからない形式だけの葬儀をあげてもらいたくないのです。

 

だいたい葬儀に参列するひともクリスマスとかバレンタインとか言ってる人たちが来るんでしょう？いらないです！
友達だからそういう人たちを否定するわけではないですが、信じてもいない宗教に安くないお布施を払ってもらうのがイヤなので私の葬式なんかには来なくてもいいです。

 

私が死んで、もしも悲しんでくれる人たちがいたとしたら、お布施にするつもりのお金でみんなで焼肉パーティでもやって、私をネタに爆笑思い出話で盛り上がってほしいものです。

 

お墓も要りません。
死んだら日本の法律の範囲内で火葬だけして、
骨はテキトーにどっかに処分してくださいな。

 

みんなで分けてお守りにしてくれてもいいですよ（何の？＾＾；）

 

というわけで

 

And when I’m gone, just carry on don’t mourn,
rejoice every time you hear the sound of my voice
Just know that I’m lookin’ down on you smiling
And I didn’t feel a thing so baby don’t feel no pain, just smile back

 

写真はタイのエメラルド寺院に咲いていたハスの花
泥水の中でも美しく咲くハスは仏教の象徴

 

苦しい現世のなかでいかに美しく咲くかをお釈迦様は説いた訳ですよ