10/18 クリシュナの教え

10/18 クリシュナの教え

2005-10-18

 

アルジュナ王子は親族間の対立戦争をためらい
神ビシュヌの化身、クリシュナ王子に教えを請います。

「敵の中には、高貴で尊敬に値する方々もいます。
 どうして彼らを殺して富や快楽を得ることができますでしょうか」
クリシュナは答えました
「アルジュナ王子よ、この戦いは避けることができない
 あなたは戦いを仕事としてなす権利がある
 しかし、その結果まで求める権利はないのだ。
 結果を求める心が、仕事の動機となってはならない。
 しかし決して怠惰になってもいけない。
 あなたの心を最高の神にささげて、与えられた全ての仕事をなしとげなさい。
 結果に対する執着を放棄しなさい。
 仕事が成功しても失敗しても平静でいなさい。
 心の平静こそがヨーガ(悟りの境地)なのです。」
(バガヴァット・ギーターより)

大学時代以来久しぶりにギーター読みました、
このくだりがはじめて理解できた気がします

 

試合の心構えにも通じますねぇ。

 

ほかにもうなるような教えが満載
さすがはインドで熱烈な支持を受けている聖典であります

 

宗教書というより哲学書ですね
執着を捨て”今”をただひたすら懸命に生きる・・・

 

これが厳しいカースト制の重圧に耐えながらも
笑顔を欠かさないインドの人々の力になっているのでしょうね。

 

・・・まぁこのあとクリシュナはすっごい卑怯な手もアルジュナにいっぱい教えてある意味エゲツなく勝つわけですけどねw