3/2 ヤコブとヒョードル

3/2 ヤコブとヒョードル

2005-03-02

 

頭を蹴られて1RTKOで負けた”というヤコブ<
昨夜電話しても電源が入っていなく、
もしや大怪我でも・・・と心配していたのですが

 

昨日深夜に連絡がとれました。
「今までの人生のなかで一番最悪な試合だった
 リングに上がってどうしていいか頭真っ白になって
 あっという間にやられてしまった」
って。

 

「ケガは全くないよ、だから今夜からまた練習するんだ」
って
「がっかりさせてごめんね」
って。。

 

「ぜんぜんそんなことないよ!
 ケガがなくて本当に安心した」
って言いました。

 

私はヤコブがこの試合のために
充分な練習期間が無かったことを知っています。
今回も試合が決まったのは1週間前で、
彼は自分の仕事と、
子供クラスのキックボクシングのインストラクターもやるかたわらで
練習していたのだから・・・。

 

今、エメリヤーエンコ・ヒョードルがオランダに来ているそうです。
ヤコブはもうそれはそれはヒョードルを崇拝しまくっていて
ロシア語を勉強してるほどの熱の入れようです。
(私がオランダ選手が大好きでオランダ語や英語を習ってるのと一緒ね!)

 

私、『格闘技通信』は知り合いの記事が出てるときだけ買って
そこしか読まないのですが、
さっき選手名鑑の載ってる号の
ヒョードルの特集記事のところ読んだら
ヤコブのジムのことが書いてありました。

 

ヤコブのジムはルシアン・カルビンという人のジムなのですが
記事にはロブ・カーマンアーネスト・ホーストが尊敬してやまない人物
と書いてありました。

 

ヒョードルはそのカルビン氏に、
ミルコ・クロコップ対策を練るために
しょっちゅうオランダ入りしているんだそうで・・

 

いよいよヒョードル対ミルコ、世紀の一戦は近いのでしょうか???
その影で、けなげにヒョードルのお世話をしているヤコブ自身が
スポットライトを浴びるのはいつのことでしょう。。

 

ヒョードルという60億分の1の世界王者との交流が
彼にラッキーを運んでくれることを
わたしはひっそり遠く、1万キロ離れた日本から祈っています。

 

ヤコブの11月の勝ち試合、
アリスター・オーフレイムがセコンドについてました。