7/9 すべての旅は終わる

 

今日が最後の練習なのに
コーチのトミーが最後の最後にぶっちぎりやがりました

 

そういう奴だということは
もう６年の付き合いなのでよ～くわかってます

 

もう自主練習する気力もなく
部屋にもどってふて寝してました

 

夜は一応ジムに顔出しだけします
明日はお休みで一息入れて

 

あさって、オランダ時間の日曜朝には
ここを発ちます

 

とうとう、この旅が終わります

 

日本に帰るのは
自分の居場所に帰ることだから

 

私は逆に、今まで旅をして
一度も帰りたいと思ったことがありません

 

いつも、帰りたくない、ずっとここに居たいと思うのです
どこに居ても
自分の居場所がない気がします

 

どこに行っても、私は部外者

 

逆に、どこに居ても
一人で居られる自信がありますし
誰とでもなじむことができます

 

孤独が好きなわけでも
誰も必要ないわけじゃないんです

 

以前も書きましたけど
すべての辛さは失うことによって発生すると
私は思っています

 

今回も、オランダの友達との別れを味わうのです

 

中には、もう一生再会することのない人も必ず居ます

 

去年１２月の旅で
バダとは今生の別れになるなんて思っても居ませんでした

 

でも、MDたち、もう二度と会うことのないと思っていた人たちと縁ができました
もちろん、また会える保障はどこにもありません

 

今回、会えると思っていたのに
会えなかった人もたくさんいます

 

日本に帰ったら、私のおばあちゃんが危篤です
ついにくるときが来たかもしれません

 

旅は必ず終わるし
人とは必ず別れるときが来ます

 

私も、他のだれも
いつでもたった一人
その一人一人が
たまに出会って楽しいときを過ごせる

 

それがあるかもしれないから
私はこれからもそれを楽しみに生きていきます

 

また次の旅への準備がはじまりますね
私は今度はいったいどこへいって
誰と出会うのでしょう・・・