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弱いくせに格闘技
これでずいぶん色々な事を言われたりします。
特に、プロ選手や、格闘技界のエライ方々に
「お前みたいな弱いヤツが格闘技なんてやっちゃいかん!」
と。
私は相手がどんな方でもこれには反論します
「私は弱いからこそ!やってる意義があると思うんです!!」
・・・と
他のスポーツはどうですか?
ゴルフ・テニス・野球・サッカーetc...
弱い人、下手な人
男性も女性も
シニアも子供も
全員が全員
オリンピック選手やプロ選手を目指してるわけでなく
やりたい人がそれなりに楽しんで
その底辺のたくさんの人たちに支えられて
スポーツが発展していってますよね
でも、どうも格闘技は
一部のトップアスリートしか
やっちゃいけないことのような風潮があるんです。
女がやるもんじゃない
弱いやつがやるような甘い世界じゃない・・・
「他のスポーツだったらいい、格闘技だからだめなんだ」
と
どうして格闘技だけ、だめなんですか?
「相手を直接攻撃して、ケガをするから」
他のどんなスポーツでもケガをするじゃないですか。
逆に格闘技は他のスポーツと違い
ケガをさせられない”ディフェンス”を学べるんですよ
私はテニスはやったこともないので
エースをねらえの漫画でしか知りませんが
登場人物が転んでは骨折したりするシーンが良くありました。
テニスも”受け身”を最初にやっておけば
ケガがかなりふせげるんじゃないでしょうか?
スキーも最初に転び方から習いますよね
(これもやったことないですけど)
確かに、格闘技は相手を痛めつける競技です
でも、仲間同士のスパーリングは
レベルに合わせて加減したりして、
勝ち負け、だけじゃなく、
まるで会話のように楽しむ事だってできるんです。
柔術はとくにそれが楽しいスポーツなのですが
ボクシングのときもそうでした。
相手は大きな男の人たちばかりだったけど
向うは向うでそれなりに加減しつつ
打ち合いという会話を楽しめるものなのです。
「打っては返し、打っては返し、で心が通じると思わないかい?」
(エースをねらえの藤堂さんのセリフw)
オランダに修行に行くということで
あんな大きな男の人たち相手に
一体何をしてくるのか?
練習になるのか?
と、みんな不思議に思われているようですが
私にとっては
下手なくせに
スキーしにオーストラリアに行くとか
サーフィンしにバリ島に行くとか
(いづれにせよやったことないけど)
それときっとおんなじ感覚なんですよ。
もちろん、いい経験として、上達の糧になるでしょう
でもそれよりも、向うの仲間に会って
一緒に練習して、楽しんでくるのが一番の目的なのです。
いけませんか??
「そんな素人相手にして、向うの道場に失礼だろう!」
それは、受け入れる道場主が決めること
向うが
「大歓迎だよ!いつでもおいで、毎日練習したい?
仲間も連れてくるって?素晴らしい!
ビギナー?そんなことは問題ないよ」
と言ってくれているんですから何か他に問題でも?(^~^)b
以前、バルボーザ先生(ブラジリアン柔術の大先生)
とお話させていただいたときも
私が
「青帯くらいになったら、ブラジルに修行に行きます」
と言ったら
「ドウシテ?シロオビ、モンダイナイ
ダレガキテモ、イツキテモモンダイナイ
ツヨイヨワイ、カンケイナーイ」
とおっしゃってました。
・・・オランダから帰って一息いれて、お金工面したら
つぎはいよいよブラジルだな( ̄ー+ ̄)
とにかく格闘技界の皆さん
へたっぴよわっぴに
どんどん門戸を開放してくださいね
閉鎖的だと発展しませんよぉ~!
なんたって格闘技は
人間の最も本能に近いスポーツなんですからぁぁ
人口が増えればそれはそれは
・・・儲かりますよ~~!ww