6/15 Killing YOU softly with my...

6/15 Killing YOU softly with my...

2005-06-15

 

私のフェイバリットソングに
『Killing me softly』というのがあります。

 

30代以上の人ならネスカフェ~♪のCMソングとしておなじみでしょう
邦題は『優しく歌って』

 

直訳すると『優しく殺して』なんですけどね^^;

 

昨日、足関のスパーをして改めて思いました。
私は、人を壊すことを喜びとできません。

 

相手がテーピングをしていたりしたら
絶対にそこを攻めることができないのです。

 

相手を倒すという目的で格闘技をするなら
相手に対するいたわりは命取りです

 

「オマエハ、ヤサシスギル!」とバルボーザ先生にも言われましたが・・・

 

私は対戦相手を壊すほど
憎むことができませんので
いつもそのジレンマに悩んでいます

 

こんな性格なのに、どうして戦いたいんだろう?

 

でも、昨日、代表達と夜食を食べながらの会話で少しわかりました

 

格闘技は、相手を倒す(やっつける)という目的以前に
やられない(殺されない)という目的があるということ・・・

 

ブラジリアン柔術を単に競技スポーツとしてとらえるのでなく
護身術として考えるならば
一番最初にやるべき事は”逃げること”なんですが・・・

 

でも試合には勝ちたいんです

 

自己表現の場、ピアノの発表会みたいなもので
もちろん、ポイント判定じゃなく、一本で!

 

だとすると、

 

相手を痛めつけずに勝つ方法をとればいいのです

 

私はそれを知っています。
頚動脈への締めです

 

喉仏を圧迫する、
いわゆるギロチンチョークは苦しいのですが
頚動脈を的確に圧迫して、締め落とす場合は、
苦しさよりも、むしろ”気持ちよさ”さえ感じられます
(私も経験したのでわかります)

 

試合は、相手に落ちる前にタップ(降参)という権利がありますし
落ちた場合は、レフェリーがストップします

 

もしも、それがなくて
ずっと締め続けていたら
それこそ、苦しめずに殺すこともできるのです

 

キモノ(ドウギ)を着てなくてもできる
技であればなおのこと良いです
相手は、自分よりずっと体格のある男の人かもしれません

 

そうなってくると
バックマウントからのチョークスリーパー

 

もしくは
私が今一番磨こうとしている、三角締め
・・・でしょうね

 

三角は、上からも、下からも、飛びついてでも、よじ登ってでも
あらゆる方向から決めることができるようにしていきたいです

 

それこそ、アナコンダのように巻きつきたい!
十字やオモプラッタやモンジバカ(手首決め)は
あくまでも補助ということで・・・

 

まぁ今の私のレベルの段階で
決め付けてしまうべきではないのでしょうが

 

相手を痛めつけずに倒すことだって可能だと
わかっているだけでも
罪悪感なく格闘技を続けることができます。

 

そうして、狙った技をかけられるポジションをとれるようになることを
これからもずっと練習していかなければなりませんね。

 

相手をできるだけ苦しめずに
やさしく・・・してあげられる女になりたいです(^ー^b

 

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今日はたぶん練習後
柔道の重鎮松下氏と飲みです。
・・・ききき緊張するなぁ~!!